ターンの意識2

glh003owner

2017年10月15日 23:27

土曜だけ休んで、3連休つぶして
日曜出発で水曜まで海外出張してました。

自分のストレスをちょっと発散すべく
バイクネタにします。

前回と同じく、トライアルごっこ磐田大会の写真から。

奥にあったセクションの最後のキャンバーターンです。


ポイントはこの辺りでしょうか。
「ハンドルバー、両腕、肩で、出来るだけ大きくて円に近い
 輪を作り、その輪はできるだけ形を変えずに維持」
とか
「胸、腰も出来るだけハンドルバーの正面の位置で
 平行を保つ」
ってのは、
平地のターンでも、キャンバーターンでも同じです。

普通は、この瞬間ってバイクと乗り手が一緒に内側(谷側)に
倒れ込んでしまうのが怖くて、バイクを起こしてしまいがち
なのですが、左にターンして下りたいのですから、
バイクは左に傾ける必要があります。

バイクは左に傾けつつ、谷側へ転げ落ちないための
ポイントは2つ。

1つ目は、乗り手は重心を山側(この写真の場合右側)へ。
これはシートに座っていては絶対無理で、写真の様に
お尻を完全にシートから外して、山側へもって行きます。
でも、これってハンドルを左(下向き)に切って、
「胸、腰も出来るだけハンドルバーの正面の位置で
 平行を保つ」の原則に従っていれば、自然にこの
ポジションになります。

2つ目は遠心力を使うこと。左ターンですから、
遠心力は右向き(外向き)に働きますので、
遠心力はバイクと乗り手が谷側へ転げ落ちるのを
防いでくれます。遠心力は速度が高いほど、
ターンの径が小さい程大きくなりますので、
スピードを落とし過ぎず、登ってきたスピードそのままに
一気にクルっと小さく回ってしまいましょう。
躊躇するとスピードが落ち、ターンも大きくなり
かえって谷川に転げ落ち易いです。

ターンの終わり頃

まだ車体は完全にターンを終えていませんが、
前輪、ハンドル、乗り手はほぼ真下を向いています。

グリップが悪かったりして、方向が定まらない急な下りでも
同じですね。リヤが左右に流れようとも、ハンドルと体は
下って行きたい方向に向け続ける必要があります。
このルールを守らずハンドルをこじるをコケますね。

ちなみに、自分はスキーもちょっとやる(やっていた)の
ですが、この辺りの感覚って共通性があるように感じます。

残るネタは段差越えとか障害物超えのネタかな。
しかし、こんなの素人の自己満足のテクニック解説、
ちゃんと読んでる人いるのかなぁ?