オフ車のバーエンドを考える(1.とも回りエンドキャップ編)≫
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なかなかバイクに乗る機会がとれず、最近バイクネタが少ないので
このテーマで来週にかけて3回くらい書いてみようと思います。
ウチは夫婦で6台のバイク(全てオフ系)を所有していますが、
使い方がトライアルごっこや、トレッキングや、サバイバル・テクニカル系
のエンデューロなど、バイクを倒してしまうことがあるのは当たり前の
使い方が主体なので、全てのバイクのハンドルのバーエンドには
何らかのガードをつけてあります。
アクセル側のバーエンドのガードについては3パターンを使い分けています。
なので3回にかけて、この3パターンを紹介します。
完全に「好み」の話なので、各自が自分の好みで選択すれば
良い話ですが、自分がなぜそうしているかを書いてみます。
初回は主に嫁さん用のトライアル車のバーエンドです。
このタイプを使っているのは、このマシンだけです。
スロットルチューブ及びグリップラバーに固定してあり、
スロットルを回せば一緒に回るタイプで、樹脂製です。
トライアル車では最も一般的ではないかと思います。
自分が何故このバイクにこのタイプを採用しているかと言うと、
トライアル車は軽量なのが最大の特徴なので、その特徴を
少しでも壊したくない・・・という理由です。
それ以外のメリットとしては、スロットルチューブとハンドルバーの
間に砂などが入り難いことです。入ってしまうと回した時に
ジャリジャリ感が出る場合があり、分解清掃が必要になりますので
「バーエンドキャップをつけたいけど、そういう整備が面倒・苦手」
という方には、これは大きなメリットかも知れません。
一方、デメリットは 「取付強度が低い、修理が面倒」です。
スロットルチューブ(プラスチック製)と、グリップラバーに
固定しているので仕方ないですね。転倒して変な力が加わると
もぎ取られてしまいます。その時にスロットルチューブは割れ、
グリップラバーは破れ、修理はそれらを新品に交換することに
なりますので、面倒だしそれなりの出費になります。
セローでこのタイプを使って、そうなった経験があり、それ以来
セローにはこのタイプは使っていません。
トライアル車は圧倒的に軽く、スピードを出して走る機会も
少ないので、トレール車やED車に比べれば転倒はしても
バーエンドが破損するほどのことになる確率が低いので、
トライアル車に限って、軽さを優先してこれを採用している訳です。
大したことではありませんが、もう1つデメリットを言うと、
このキャップの厚さ分だけ、ハンドル幅が広がってしまう・・・です。
ハンドル幅は、実際に握る部分の幅に加えて、
「グリップを握った時に感触だけでそこが端と分かるちょっと
太い部分」が両端に数ミリ~せいぜい5mmあれば良い訳で、
それ以上にハンドル幅が広がることは自分にはデメリット(邪魔)
でしか無いです。
オフ車のバーエンドを考える(2.ハンドガード編)に進む
http://ghl003.hamazo.tv/e5618826.html