愛情深い親が子供を不幸にする思い込み

カテゴリー │自己肯定感

なるほどな~ と思った記事のメモ。

テレビで偶然みかけて、「この方、良いこと言うな~」
と思った親野智可等さんの名前で検索して見つけたもの。
2022年の記事です。
「愛情たっぷりの親が無意識に子どもを不幸にする
 3つの思い込みとは?」
ってシリーズ。

>親はみんな我が子に対して愛情たっぷりなのに、子育ての不安からか、
>親子ともに幸せから遠ざかっているケースが多い
>
>なぜそうなるかというと、現代においても、昔ながらの子育ての
>「思い込み」にとらわれることが多いからだと思います。

これ、最近自分も思っていたのですよね。
「昭和の躾」が今はいろいろな面でマイナスに
なってる、、、、みたいな。

何故か?って考えると、昭和に比べると、
ネットが発達した現在(ネット社会、情報化社会)では、
他者と接する
  ・機会/人数が多い(ネットでも接触を含む)
  ・時間が長い(ネットを介しての接触時間を含む)
  ・接し方が深い(お互いの個人情報的なことも分かってしまう)
ので、
昭和の価値観
  ・他人に迷惑をかけない
  ・皆と仲良く、和を重んじる
とか、
現代では達成不可能だと思う訳です。
特に
他人がちょっとでも不快に感じたり、不適切だと感じた瞬間に
それを「他人に迷惑をかけた」なんて解釈しちゃったら、
「他人に迷惑をかけない」なんて、もう絶望的に
達成不可能ですよね。
他者との接触の少なかった昭和なら頑張れば
達成できたかも知れませんが。

それなのに、子供の頃に受けた「昭和の躾」、その価値観を
頑なに正しいと考える大人は、それが達成できない
自分に自信を失い、自己肯定感が下がり、
いつも自分や他者にイライラししてストレス溜めたり、
他者を攻撃したり、、、
ここで言う他者を攻撃ってのは、こちらのこと。
https://ghl003.hamazo.tv/e9841559.html

そういう親の子供も、親が期待してくる昭和の価値観を
達成できず(社会が変わっているのだから、達席できなくて当然)、
自己肯定感が上がらず、、、、
みたいな。https://ghl003.hamazo.tv/e9823949.html

話を戻して、

https://diamond.jp/articles/-/310423
>子どもを不幸にする思い込みの1つは、
>「子どもの欠点は、小さいうちに直さなくてはいけない」というものです。

> ところがこの考えは今では否定されていて、実際には
>「小さいときに直すほうが大変」なわけです。

>もし「きちんとさせなくては」という親の思いが強すぎると、
>子どもを延々と叱り続けることになりますよね。
>子ども時代に否定的な言葉を受け続けた子は、
>自己肯定感が下がり、親子関係の悪化にもつながりかねません。

https://diamond.jp/articles/-/310998
>2つ目、「親がやってあげると自立ができない」という思い込み

>親が手伝ったり、あるいは代わりにやってあげたりしたほうが、
>自立が進むことが、発達心理学の研究でわかっています。

>イライラするのはわかりますが、残念ながら、叱ることで
>子どもができるようになるということは、まったくないと
>言っていいでしょう。

>子どもの成長段階を無視して叱ることで、子どもの
>自己肯定感が下がるだけでなく、親への信頼感や安心感もなくなり、
>のびのびとした成長を阻害してしまうことがあります。
>つまり、「子どもをしっかりと自立させたい」というい思いが、
>逆効果になってしまうわけです。
これは先日書いた「心理的安全性と自己肯定感」と同じ話ですね。
https://ghl003.hamazo.tv/e9886998.html

https://diamond.jp/articles/-/310999
>子育てを苦しくする思い込みの3つ目は、親自身が
>「人に助けを求めてはいけない」と思っていることです。

>「子育てを一人で抱え込んではいけない」とよく言われるように
>なりました。それでも、「人に迷惑をかけてはいけない」という
>日本人の心に刷り込まれた思い込みは大きいものです。

>責任感が強いことはもちろん悪いことではありませんが、
>親が疲弊すると、そのストレスは弱い子どもに向かいます。

>子育て・仕事・家事など何もかもがんばることで子どもを
>傷つけることになってしまうとしたら、何のために
>がんばっているのでしょうか。

>子育てにおいては、2つのことだけを意識していただきたいと
>思います。それは「子どもの自己肯定感」と「良好な親子関係」です。
ここで言う「良好な親子関係」って、心理的安全性と解釈して
良いのではないかと自分は考えます。

改めての紹介になりますが、
https://president.jp/articles/-/83111
  >AI時代に突入し、人類に必要な資質は、
  >発想力と対話力、そしてそれを支える
  >自己肯定感に集約してきている。
  >
  >今、どんな英才教育より、子どもたちの心理的安全性を
  >確保しなければならない。
本当に、これ、その通りだと思います。


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